うなじ

冷え性に効果的なツボである「うなじ」について

「うなじ」の圧痛点をマッサージ

後頭部には後頭骨という骨がありますが、この後頭骨の下端にあたる「うなじ」には、頸椎から腰椎に至る背骨やその周りの筋肉、さらには内臓を支配する神経が集中しています。

内臓や腰など、身体にどこか悪いところがあると、この部分にしこりや圧痛点(押すと痛みを感じるところ)があらわれます。また、そこをマッサージすることによって、臓器や器官を直接、治療したのと同じ効果を得ることができるのです。

やり方

後頭骨の下端(頭蓋骨のキワ)には横に1本のラインがあり、その中で冷え性に効果があるのは、左右の耳の後ろの、髪の生え際にある骨のくぼみ(①番)と、その指幅1本隣にある点(②番)、そして後頭骨隆起(後頭部中央の骨の出っぱり)の真下の左右にある点(③番)の3ヶ所です。

1番と2番は全身の血液循環を良くするとともに、自律神経のバランスを調整する効果があります。

また3番は子宮のポイントで、更年期症状や生理痛、生理不順など女性特有の症状に効果を発揮します。

これらのポイントに左右の人差し指の腹を当て、小さな円を描くように30~50回ほど強めに押して、もんでください。

また、この「うなじ」へのマッサージのあと、へそ下5cmのところにあるゾーン(反射帯)を親指で強く押してやると、冷え性の改善にさらなる効果が期待できます。

この場所には「腹腔神経叢(ふくこうしんけいそう)」という神経の集まりがあり、押すとその働きが調整されて、体温が上がってポカポカとしてくるからです。