寝床で足伸ばし

冷え性改善に効果的な運動である「寝床で足伸ばし」について

全身の歪みの改善に「寝床で足伸ばし」

筋肉や骨や関節に歪みが生じると、内臓が圧迫されたり、血流が悪くなったりして、様々な不快症状や病気があらわれてきます。とりわけ、骨盤の歪みは冷え性と深い関係があります。

女性の場合、ハイヒールを履くこともあって、骨盤、足首、膝関節、腰椎、股関節などに、どうしても歪みが生じやすいものです。骨盤や関節が歪むと、筋肉のバランスもくずれてしまい、全身の血液循環や水分の代謝などにも悪影響が出て、これがしばしば冷え性の原因となります。

したがって、こうした足や腰の歪みを1日1回矯正してやるだけでも、冷え性はずいぶん楽になります。そこで、一日の終わりに布団の上で、簡単な矯正を行なってみてください。

「寝床で足伸ばし」のやり方

布団の上にあおむけになり、息をゆっくり吐きながら、片方のかかとに軽く力を入れて足をツツーッと伸ばします。ポイントは、なるべく長く息を吐きながら、ゆっくりと伸ばしていくことです。

息を吐き切ったら、ため息がつくように、フッと全身の力を抜きます。左右かわるがわるやってみて、気持ち良く伸びるほうを2・3回繰り返します。左右とも同じくらいなら、両足を2回ずつ繰り返してください。呼吸に合わせてこの動作を行なうと、より効果的です。

息をゆっくり長く吐くことで、呼吸を深く大きく行なうことになり、末梢神経が拡張されて血液の循環もよくなります。小さな声を出しながら、ゆっくり動作すると、呼吸に合わせやすくなります。

毎日続けることで、骨盤や全身の歪みが改善され、冷えの症状もだんだん和らいでいくでしょう。

むくみ

冷え性の人がもう一つ注意しなければならないのは、夕方になると足に出るむくみです。

むくみは体内の水分が偏っている証拠ですから、放っておくと夜間の冷えにつながります。特に立ち仕事についている人煮にとっては、むくみ自体がつらい症状でしょう。そこで以下の、足のむくみをとる簡単な運動をしてみてください。

「むくみ解消運動」のやり方

座布団を2枚用意します。仰向けに寝て、楽な角度に膝を曲げます。このとき、用意した座布団を10cmほどの高さになるように折り、頭と足の下に置いて、下腹に両手を当てます。

そして、長くゆっくりと息を吐きつづけるようにしながら、足の下の座布団にかかとを押し付けるようにして、腰を持ち上げ、息を吐き切ったらストンと腰を落とします。

この動作を2~3回繰り返すと、むくみが解消されるでしょう。